2011年10月 9日 (日)

14年ぶりの広島

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 14年前に家族全員で、8月6日の原爆忌の式典に来て以来の広島だった。安曇野から行く広島は遠く、そして暑かった。三連休ということもあった人出は多かったが、それも原爆ドームと平和記念公園周辺だけだった。

 昨日の午後と今日の午前中、広島の町を歩いた。広電に乗ったのは昨日の行きだけで、今日はホテルを朝スタートして半日歩き続けた。旅はできる限り自分の足で歩いたほうがいいと今回も感じた。


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2006年9月23日 (土)

ウィーン

 takakoさん、Y乃のコンクールに関して関心を持つづけてくださってありがとうございます。とうとう、自分のブログにさえそのままでは入力ができない状態にiMacがなってしまったので項を改めてお礼申し上げます。

 そのY乃ですが、定期演奏会の巡業も終わって今度は大学の音楽ホール風教室(こういうのが大学内にいくつかあります)で公開試験が行われるためその追い込み練習に入っています。去年は仕事の合間を縫って聴きにいってやったのですが今年は土曜日なので私は山の方へ骨休みに行って来ます。

 ウィーンについては本人と詰めた話をする時期でもなく、本人は家計のことを考えたり、他の町を考えたりしているようです。どこへ行っても師事する先生の問題の方が大きく、ウィーンだからパリだからペテルスブルグだからということは音楽的には関係はあまりないでしょう。

 ウィーンに行ったのはもうずいぶん昔のことになりました。町自体が音楽的な都市かというと、そういうモニュメントが多いだけで古い、どちらかといえばきれいでない普通の町です。私はあちこち移動するより一都市滞在型の旅行が好きで、オーストリアではザルツブルクとウィーンの2つの町に数日ずつ滞在したのですが、ザルツブルクの方がきれいな町でした。どこの町へ行っても町の人々と同じようにトラムと呼ばれる路面電車や地下鉄や路線バスを使い、歩けるところは自分の足で歩き回るので、行った町の地図はたいてい頭の中に残っています。というよりも、出かける前に地図を眺めながら街角を想像してから出かけるので、初めてのような気がせずに、いつもの道を曲がるように細い路地を曲がっていけるのです。これはもしかしたら私の特異性かもしれません。
 そんなわけでウィーン周辺の地理はかなり細かいところまで詳しくなって戻ってきました。何番のトラムに乗ればベートーヴェンの小道のある町へ行けるのか、小さな地図帳一冊でガイドブックを見ずにもすぐにわかります。そのような旅の仕方をしてきて思うのは、どの町もきれいに飾ったところはきれいだし、汚いところは汚いという当たり前のことです。たぶん、この町に住むということになればもっといろいろな部分が見えてくるでしょう。ウィーン=音楽の都、かどうかは実は私はわかりません。ただ、過去の、そして現在の名を残すような音楽家が集った町であることは歴史的な事実です。
 旅に出てガイドに従い、きれい所だけを見てきてしまう旅が一番もったいないつまらない旅だと思っています。旅行者である点で五十歩百歩なのですが、私は五十歩分でも違う歩き方をしたいといつも思っています。そういう点からいうと小さなウィーンという町は住みやすそうです。私は好きです(といってもアジア以外、どこに行ってもすぐ好きになってしまう、好きな部分を見つけてしまうのですが)。

 もう新しい土地を歩きたいとはあまり思わないのですが、一度歩いた道をもう一度記憶をたどりながら歩いてみたいと思います。

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2006年3月 6日 (月)

M乃の旅

 少し前、暗いうちからM乃が羽田に向かった。仲の良かった高校時代の友達と2人で、あれこれツアーを探して「一番安かったから」と神戸・大阪の旅をしに。お金がないと神戸も大阪も楽しくはないよ、と悩んでいる間忠告したが聞かなかった。

 布団の中の私に「行って来ます」と控えめに声をかけた。「気をつけて」と言って送り出したが、私も高3の卒業式を終えたあと、予備校へ通い出すまで、東北地方に旅に出たのを思い出した。実は、親の手を放れて旅行し始めたのは小学校を卒業した春休みから。そのときは大阪と奈良へ行った。それから3年後、中学卒業後の春休みには北海道。3年ごとに旅に出た。似てるなあと思う。

 うちの「ののの」たちは本当に小さいときからあちこちへ連れ歩いたからそれなりに旅慣れてはいる。

A乃は旅というのとはちょっと違うが、大学を出てから入ったこの春卒業する専門学校の間にフィリピンへボランティアで一月近く出かけた。去年も行きたかったようだがお金がなくて、留守部隊として渡航手続などに関する事務局をかってでた。

 Y乃だけが家族旅行と学校行事の旅行しかしていない。そのY乃は今年無事3年に上がれるようで(正式発表は今日か明日らしいのだが、先週、大学のオーケストラ(3年から院生までの中から選抜されるオーケストラ)の1st Violin に選ばれたとうれしそうにこれからのスケジュールを見せてくれた。最初の公演は「フィガロの結婚」で、GW中東京芸術劇場である。その後もこのオケに入ると各地で公演する。今年はハンガリーでの公演が予定に入っているらしい。

 家族の旅行でも旅好きの私は羨ましく思う。家族全員で海外旅行をしたくても、あれこれ都合がつかない子が出てきた時点で恒例になりかけていた全員で出かける海外旅行をやめた。家族全員で旅行する分の費用をローンの支払いに充てて山に家を買ったのだ。そんなに豪勢な旅などしなくても5人で夏の繁忙期に旅行しつづけると別荘を買うくらいのお金がかかるのだ。4年間旅行らしい旅行はしていない。貯まっていたマイレージを利用してFERMATAと雪の中の函館に行ったくらい。大金持ちなら、山の家も海外旅行も両方実現できるのだろうが庶民には無理なこと。それでもそろそろ旅行の虫が騒ぎ出している。スイスかインスブルックあたりのアルプスの森かヨセミテに行ってみたい。あと数年子らの教育費がなくなるまでは無理だろうが、元気にトレッキングできるうちに世界の森を訪ねてみたい。

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