森の生活

2016年6月10日 (金)

2017冬支度〜その2

Genboke

 トラックに積み込まれた原木を見たときは量に圧倒されたが、地面に下ろしてしまうとこれっぽっちか、という感じだった。太さはまちまちで、細いものはうちのストーブにそのまま入る50cmに切るだけで薪になる。細いといっても、10cm以上の太さなので、火の保ちはいいだろう。昨日の夕方に届いた後、小雨が止んでいる時に、細めの木をおおよそ50cmの長さに切り、20数本の薪が完成した。

 束で買っていた薪は長さが40cmだったから、計算上は50cm4本で、5本分。束で買う薪は束の重さではなく、がっちりまとめて針金で巻いた針金の長さ、つまり束の円周が基準になっているため、何束に当たるのか単純に比較できない。木も林から切り出してきたばかりという木ではなく、しばらく時間が経っている木で、秋を迎えるまでにはさらに乾燥し、重量も減るだろうから、重さでの比較も単純にはできない。つまり2tの原木から取り出せる薪の量と、束で買う薪の量は計算できていない。まあ、どうでもいいか。それより、この木を薪にする作業が待っている。

 細めの木を切り終えた後、太めの木を切りにかかったが、チェーンソーが焼きつきそうになり、切れなくなってきたので作業をやめた。原木の山は減ったようには見えず、これから相当太い原木を玉切りしていくのは、私にもチェーンソーにもきつい、時間のかかる作業になりそうだ。

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 今日は朝から天気が良いので、ソーチェーンの目立てをしてから、玉切りを始めよう。力のない、ホビー用のチェーンソーが働ける仕事量はたかが知れているから休み休み切っていくことになる。作業が進むうちに目立ても上手くなるだろうと期待しているのだが・・・ つづく

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2016年6月 9日 (木)

2017冬支度〜その1

 梅雨に入ってからも、日中はカラッと晴れたりする日が多く、木々に覆われた山の家の中は適度な湿度で気持ち良いが寒い。このひんやりとした清涼感は夏になっても変わらないだろうと期待している。ただし、着るものの選択が難しく、家の中で過ごしている分厚いフリースに防寒ズボンという格好で買い物に出たりすると周囲の人が皆半袖か、せいぜい薄手の長袖なので場違いな思いをする。

 そんな初夏の毎日をのんびりと過ごしていると、毎年次の冬用の薪を手配してくれている管理会社から薪の注文の連絡が来た。これまでは毎年100束から150束も頼めば少し余らせて次の年につなぐことができていたが、今度の冬はそういうわけにはいかない。単純にこれまで毎月来ていた日数と毎日ここで生活する日数とから計算すると、1000束くらい使う計算になる。これは年金生活者としては問題外の光熱費になるわけで、餓死か凍死かの選択になりかねない。灯油のヒーターは山の生活に似合わないと、この14年間で2回しか使ったことがないが、そうも言っていられない状況だ。ただ、それも灯油の価格が上がりつつあることを考えると生活スタイルを転換すれば済むという容易な話ではなくなる。

 そこで、今年はナラ、栗の原木を買って、自分で冬の薪を作ることにした。それだと、当然だが1束分の単価をかなり抑えることができる。机の上ではそういうことになるのだが、いざ原木で買うとなると、原木を玉切りし、斧で薪割りをするという作業をひと夏かけて行わなければならない。その作業をする前に、届いた原木を置く場所を用意しなければならない。幸い、うちの私道を挟んだ南側にもう一区画土地を買ってあり、原始林化していたその林を整備し始めていたところだったため、原木置き場兼薪作りスペースをハイピッチで行った。

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 実生の低潅木はズバズバ伐り、生い茂ったクマザサや朝摘んでも午後には伸びているコゴミや、どこでもカマグビをもたげるマムシグサは刈り払い機で刈り取り、土に返すべく、別のスペースに移動し、4mくらいに切った原木2tというのがどのくらいのスペースを必要とするのかわからないがとりあえず、私道に面した部分に空き地を作った。小一時間動き回ると、懐かしのウィンドブレーカー(わかる人だけがわかるネタです)の内側がびしょびしょになり、この後のノンアルコールビールがうまい。一方で、届いた原木を玉切りするためにチェーンソーの整備もする。目立てをして、50:1の燃料を作っておく。同じハスクバーナの壊れたチェーンソーがもう一台あるので、こいつも使えるように整備しようと思っている。

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 そして、とりあえず2tの原木が到着する。つづく・・・

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2016年6月 2日 (木)

筋力トレーニング

 時間が自由になって、何もすることがないかというと、確かに「しなければならない」ことというのはものすごく減り、せいぜいが2匹の犬の散歩と週に何回かのゴミ出しくらいしかmustなことはない。自由な時間が出来たらしようと思っていたこともなく、職場での最後の1、2か月は後任に迷惑をかけないように引継書を作り、新年度の出だしが楽なように準備をしていて、退職後のことを考えるような暇はあまりなかった。

 だから、今になって何をしていいかわからないので、とりあえず手をつけられそうなことをマイペースでやっているだけ。大した庭ではないのだが、FERMATAと一緒に、原始林のようになっていた林の中の下草を刈り、大木や綺麗な花を咲かせそうな木を残し、チェーンソーで低潅木や立ち枯れた木を伐採したりしている。必死になってやれば1日で片付きそうな分量の仕事だけれど、ガツガツせずに、のんびりマイペースで「疲れたな」と感じ始めるくらいのところでやめて、地下の倉庫で動いている冷蔵庫からノンアルコールビールを出してきてクイッと飲んで、鳥の声を聞きながら初夏とは思えない涼しい風に当たっている。

 ランナーだった頃の体ならFERMATAと2人で山岳トレイルっぽい高地トレーニングをするところなのだが、2010年に腰に入れたスクリューのおかげで歩けるけれど走るのは辛いので、昔の仲間が頑張っているのをFacebookなどで見ながら羨ましく思っているだけ。汗をかく庭仕事が終わると、音楽を聴いたり、楽器を弾いたり、DVDを見たりとはたから羨まれるような生活をして、寝たい時間に寝る。

 その楽器を弾くというのも実は数年前から手の力が衰えてきて、ギターの弦を一番細いエキストラライトにし、小まめに調整して弦高を下げたりしてきたのだが、特に庭仕事を始めてからは親指の付け根のあたりの関節が痛むようになって、あわてて筋力トレーニングを始めた。写真は、FERMATAが胸の手術をした後に早く回復するようにと友人がお見舞いにくれた握力をつけるためのグッズ。大事に取ってあったので、今、私が握っている。指輪みたいなのは指の関節をマッサージするものかな。

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2016年5月23日 (月)

「グリーンゲイブルズ」〜野鳥の休息地

 構想から完成まで10日間かけて鳥の餌台を作った。構想と言っても、基本的なところはパノラマ市場で売られていたどなたかが作られた餌台を参考に図面を引いた。材料はJマートの資材売り場で10円で売られてた端材を100円分くらい。屋根をどうしようか悩んだが、これはアスファルトシングルという加工品をバラ売りで1枚買ってきた。

 初代の餌台は、家が建った頃に庭に落ちていたこれも端材で作ったのだが、安定性が良くなく、それでも数年はもち、そのうち大雪で木から落ちてバラバラになったので、今回は工具(「男のおもちゃ」参照)も揃っているので、がっしりと作ろうと毎日、1、2時間くらい、1日置きくらいのペースで作っていった。大きめに作ったのでリスも来てくれるかもしれない。

 昨日の午後、屋根材を貼り付けて完成した。濃い緑色に黒の班が入った屋根にしたので、「ののの山荘別館 《グリーンゲイブルズ》 」と名付けた。木に設置したいのだが、どうやって木に固定するか悩んでいる。デッキと同じキシラデコールを塗ってあるので、デッキに置いてもいいのだけど…

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2016年5月11日 (水)

GWと誕生日

 4月に入ってから曜日の感覚がなくなった。「毎日が日曜日」とはそのとおりで、日記も毎日つけていないと2、3日前に何をしたのかわからなくなる。だから、東京の娘ら家族を含めた世間がゴールデンウィークだと言って、何十Kmもの渋滞を抜けてやってきてはじめて「ああ、ゴールデンウィークかあ」と思う。
 子ども2人を含め人間が最大で8人、私たちを入れると10人の人間と、犬2匹、猫2匹がこの小さな我が家に入ると息苦しいほどだった。それでも、お天気に恵まれて気持ちの良い「休日」が味わえた

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 そしてゴールデンウィークというと、途中に私の誕生日があったと、彼・彼女らが来て気づく。そんな嵐のような日々が過ぎて、また初老ふたりの生活が戻ってきた。山は昨日の午後から雨が降り出し、まだ時折強く降っている。天候が心の中を荒らしているわけではないのだが、久しぶりに更新した表のサイトで、重たいmonologueを書いてしまった。

 こうして毎日山で暮らしていくと、14年も山暮らしを心待ちにしていた間には見えなかった良いもの、綺麗なものも発見するが、細かい、しかし決して看過できない心を重くするものも見えてくるのだ。

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2016年4月25日 (月)

男のおもちゃ2

「男のおもちゃ」と題して、ビクトリノックスのマルチツールナイフ Work Champ II について、以前書いた。私にとって必要十分なツールが詰め込まれたナイフで、仕事をしている時には手紙の封を切るためのハサミ、ワインのコルクを抜くときのコルク抜き、あとは宅配便が届いた時に箱の蓋をとめてあるビニールテープ(ガムテープなら指で割いていけるので使わない)を切るくらいしか使わなかった。週末、山の家に行くときは必ずショルダーの中に入れておいたが、やっぱりコルク抜きくらいにしか使わなかった。

 それが今、山の暮らしを始めてとっても役に立っている。小枝を切るノコギリ、ちょっとしたネジを回したり、針金を曲げたりするペンチ、そして何よりも年中引き抜いて使っているのがとげ抜き。なので、庭に出るときは首にかけている。なんて素敵な道具なんだろうか、と意味もなく握りしめていただけの生活から、なんて便利な道具なんだろう、と思いながら遊んでいる。これが以前書いた「男のおもちゃ1」のその後。

 今回の「男のおもちゃ2」は、ブラック&デッカーのマルチエボとワークメイト。どちらも甲府にいる時にすで買って、山の家に置いておいた。折りたたみ式の作業台ワークメイトの方を先に買った。作業台というと、自分で木材を買ってきて作ればいいような気もするが、このワークメイトは実に優れもので、「男のおもちゃ」度は非常に高い。作業をする対象、例えばチェーンソーの目立てをしようとすれば、ブレードの部分を簡単に固定することができるし、棚を作ろうとすれば、各部の材を自由に固定できる。二枚の板の間に挟み込むだけでなく、二枚の板に適当に開けられている穴に赤いレゴのようなプラスチック製のパーツをはめ込み、材の形や向きを考えて固定できるのだ。赤いハンドルを回して。作業効率は自作のテーブル式作業台に勝ると思う。収納時はパタンパタンと折りたたんで、ひょいと持って運ぶことができる。大して使わないかなと思っていたが、年中地下の物置から出して使っている。

 そして、今回の「男のおもちゃ」ナンバー1は、これもブラック&デッカーのマルチエボ。基本的には電動ドリル&ドライバーなのだが、ヘッドを変えることで、ノコギリ(ジグソー)、サンダーになる。これが基本セットで私は、工具入れのバッグがキャンペーンで付いているいる時に買ったので、このバッグに全てを収納している(多分使わないが、普通に売られている時に納められているプラスチックの専用ケースも付いている)。これだけでも、楽しくてたまらないのだが、オプションのヘッドがまだ他にもあり、丸ノコ、インパクトドライバー、インフレーター(空気入れ)も取り付けられる。近々、丸ノコが娘からプレゼントされる。丸ノコは分厚いものは切れないが、1×4の厚さならまっすぐに切れる。ジグソーではカーブのある形に切ったり、穴を切り抜いたりできるのだが、まっすぐに切れない。

 ということで、このマルチツールエボはとっても男の心をくすぐるおもちゃなのだ。Jobは楽しくしなくっちゃ。

 で、今日は40年くらい使っているロッキングチェアのセットのサイドテーブルの天板をマルチツールエボをサンダーとして使って、色が冷めたり、木目が毛羽立ったりしていた部分を削り落とし、仕上げ用の番数の高い紙やすりを買ってきてエボに付けてシューンと磨いて、オイルステインをかけただけ。私が学生時代の2台のロッキングチェアもこのサイドテーブルもいまだにバリバリの現役で、私よりも長生きするだろう。

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ああ、楽しかったあ!

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2016年4月23日 (土)

二度目の春

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 今年は3月から5月にかけて二度春を迎えたような気がする。今では、用事があって長坂から韮崎方面へ出かけていくと、自分たちの格好がいかに季節外れか感じる。長袖の綿Tシャツにデニムのシャツを重ね着し、その上にカーディガンを着ている。つい先日まで、ジーンズの下にヒートテックをはいていた。逆に、出先で薄着をして山に戻ってくると、徐々に涼しくなってきて、小海線を越える頃にちょうどよく感じると、10分もしないで我が家に着く頃にはちょっと寒いな、と感じる。
 気温の違いは高度のせい。だから、花や木や木の葉の芽吹く時期が違う。花の種類が違う。小海線より下に点在する瀟洒な別荘地は綺麗な花が庭先を飾っていて、こういう点はいいなあと思う。我が標高1249mにどんな草花が季節を変えて顔を見せてくれるのか、家を建ててから10数年経つのに全然知らない。だから、毎日毎日の変化に目を凝らしている。

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 表のホームページ eugene's website も更新しました。新しいURLの方です。

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2016年4月15日 (金)

桃源郷

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 一昨日の夕方、七里岩ラインの新府共撰場辺りを(ずいぶんローカルな話しです)車で走っていると桃の花が夜目にも鮮やかだったので、昨日の朝、ゴミステーションにゴミを出しに行った後、カメラを抱えて新府付近へ行った。
この辺りからは、富士も南アルプスも八ヶ岳も秩父山系もよく見えるのだが、昨日のこの時間は雲が多くてちょこっと山脈が顔を出す程度だった。今日行けば、きっともっといい写真が撮れたかもしれないけれど、今日は朝起きたのが早すぎたので、昼寝をしてしまった…  
 それにしても桃源郷という言葉どおりの桃色の世界に、菜花の黄色が鮮やか。共撰場でハネ出しの桃が売り出されるのは6月終わりころからか。今から楽しみ。

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2016年4月 9日 (土)

書斎コーナー

 山の家には書斎というか、そもそも自分の部屋がない。iMacを置く場所もこの数日定まらず、床に置いたカラーボックスの上に置いて、離れた食卓でマウスを動かしたり、キーボードを打ったりして、これでも別にいいか、という気がしてきたところだった。本を読んだり書き物をしたり、子どものころから与えられた自分の部屋ではしないで、食卓でしていたし、大人になってからは本はソファに寝っ転がって読むか、ベッドに入って読むものと決めていたし、書き物は滅多にしなくなった。たぶん、これからも生活スタイルは変わらないだろうと思うけれど、iMacをセッティングし直してネコのひたいほどのスペースができたので、そこを「書斎コーナー」と呼ぶことにした。

 本当は一番長くいるはずのソファ近辺に必要なものを全部自分の手の届く範囲に置いてそこから動かずに大半の生活ができるようにしたいのだが、それはFERMATAが一番嫌う。だから、大して広くない家の中を移動して、新しい生活様式を構築しよう、などと大げさなことを考えている。

Aroundmac

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2016年4月 4日 (月)

光回線開通と表のHPの更新

 甲府での1年間iPhoneだけで我慢してきたネット環境が今日の午前中に整った。余り芳しい評判を聞かないソフトバンク光。今日来たのはNTT東の工事のお兄さん。一昨日宅配便で届いていたソフトバンク光BBユニットを今日取り付けてもらったNTTの終端装置とつないで、iMacをちょっといじって終わり。1年間iPhoneだけでネットをしていたのが嘘のようだ。

 というわけで、早速、2014年5月4日から更新していなかった表のHPの更新をした。久しぶりのFTPソフトのパスワードがわからなくなっていたり、エディタ(Macについてくるただのテキストエディット)の使い方に戸惑ったりもしたが、とにかく、これまで放置されていた古い記事を外リンクに収納し、ホームが白紙じゃ様にならないので、面白くないモノローグを書いた。何か物足りないなと思っていたところ、窓の外、夕方の光の中に富士がくっきり見えた。慌てて、E-M1に40−150mm(f2.8)の望遠ズームをつけてマニュアルで写真を撮った。
【データ】 ISO 200、焦点距離150mm(換算300mm)、絞り f4.5、シャッター 1/800
 
 甲府にいる間はそばには置いていたものの、数回しか取り出さなかったE-M1だが、これからはあちこち撮って歩こう。
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