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2010年1月11日 (月)

漱石を読み直す

 iPhoneで青空文庫を読むアプリを入れた。Palmの時も専用アプリを入れていたから、ポケットに入るデバイスに青空文庫を入れて持ち歩く便利さはよくわかっていたが、いくつかある青空文庫リーダーから選んだ「i文庫」はPalm当時のアプリと比べるとはるかによく出来たアプリだ。他にも「豊平文庫」だと大辞林とリンクしていて辞書ですぐ調べられるし、挿絵付きの『星の王子さま』も読めるという良さがあるし、「SkyBook」も大辞林とリンクしているのだが、結局はあまり考えず単純そうな「i文庫」にした。まあ、とりあえず何でもよかったのだ。

 青空文庫は素晴らしいプロジェクトだと思うし、ここまで積み上げてきてくれた多くのボランティアの人びとの仕事に感謝する。でも読むのは漱石の、それも前後期三部作くらいだろう。今は『こころ』を読んでいる。『こころ』から『三四郎』にさかのぼみようと思っている。多分他の作家はタイトルを眺めるだけで終わりだろう。漱石はやはり私にとって常に新しい作家なのだ。

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コメント

 i文庫が、大辞林とリンクした。i文庫で読んでいる文章中にわからない言葉があったとき、その言葉の辺りを長押しすると大辞林を引くかどうか聞いてくる。便利な気もするが、大辞林が起ち上がると、i文庫がいったん終了してしまうので簡単に戻れないのが難点。まあ、こんなものだろうと割り切ればそれはそれで進歩したと思う。

投稿: EUGENE | 2010年1月24日 (日) 17:34

〉大辞林が起ち上がると、i文庫がいったん終了してしまうので簡単に戻れない

と書いたが、今『行人』を読んでいて「ヴァルガー」という言葉がわからずに大辞林に飛び、「バルガー」という言葉を調べ終え、辞書の欄外に「i文庫に戻る」というボタンがあるのに気づいた。いったん終了された「i文庫」が再び起動してもとの頁に戻った。まあそれだけのことで、大して驚くほどのことでもないが、せっかくのバージョンアップの紹介だからきちんと書いておく。ちなみに飛べるのは大辞林だけではなく、Googleなどの検索サイトへもSafariを介して飛べるようになっている。競合アプリがいくつかあるとアプリ制作者側もいろいろ改善していくから、iPhoneのアプリは面白い。

投稿: EUGENE | 2010年1月24日 (日) 19:53

もう一つ書き忘れたので書いておくが、今「片靨(かたえくぼ)」という言葉を試しに大辞林を引いた。で、いったん「i文庫」に戻り、Googleに飛びそこでも調べたが(もう一つ飛べるのはWikipedia)Safariからはそのまま戻れなかった。

投稿: EUGENE | 2010年1月24日 (日) 20:20

ようやく「彼岸過迄」読了。

後期三部作終了し、これまでの読後感と全く違うことに気づき、自分の変化と漱石文学の命の長さに改めて驚いた。iPhoneで読みたいときにいつでも読めてしまうと、家にある数種の岩波の全集が重く感じる。

投稿: EUGENE | 2010年2月11日 (木) 23:16

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