安曇野の冬に向けて
一昨日、鹿島槍、白馬に雪が降ったというニュースがあったらしいが、私の住む安曇野から遠望できる常念の峰々にも雪がふったようだ。いつも伝聞調なのは私の行動範囲が狭く、それも朝から晩までデスクワークをしていて外に出る機会がないから、職場の人の話を聞くだけだからだ。近隣の山々が八ヶ岳とは全く違う紅葉の仕方をするのを目の当たりにしてはいるが、山に入って山を見ず、ではないけれど奥の北アルプスはここからでは見ることができないのだ。八ヶ岳の家も遠くの富士や南アルプスは見えるけれども、赤岳などの連峰を見たいと思えば駅近くまで下りないと見ることができないのと同じだろう。
山に雪が降るようになると、安曇野は温度の変化が激しくなる。今日も朝は寒かったがすぐに暖かくなり、気持ちのいい午前中を過ごしたが、午後から急に冷え込みがひどくなり、明日の朝は4℃と予報が出ている。とにかく寒いのは嫌いで(暑いのももっと嫌いなのだが)、先月の終わりからタイツをズボン下にはいている(そのくせ夜寝るときは暑がりで薄い羽毛宇布団一つで、なおかつ足先は布団から飛び出させているのがおかしい)。こうなると、何の冬支度もしないで引っ越してきてしまったので、現地調達しないといけない。というわけで、まずは、暖房機具。先日、昔からの友人から電気カーペットをもらった。これは確かに本格的な冬になったら必需品なのだろうが、もとより冷え性の症状とは逆の膝から上が寒いくせに、足先はいつも火照っている私はいまのところよほどのことがないとつかっていない(でもきっと使うからね。>しいのん)。
ところが換気の悪い鉄筋住宅ではすぐに結露して家の中がジメジメすると聞いていたので、なるべく環境によいと言われている電気暖房器具を選んだ。それが、前から何度も書いているオーガニック・カーボンヒーターというやつだ。これは電気ストーブの電熱線をカーボンで作った(?)パイプに熱を通して反射板を加えて熱を空気中に伝導させる器具だ。いつものとおり、Amazonで買ってすぐに届いた。
さてこれが暖かいか、というと暖かい。たぶん、部屋を全部閉め切って使ったらもう少し部屋の空気も暖かくなるに違いのだが、今置いている部屋は、14畳分の板の間で、かつ、その空間につながる和室の襖を全部開けているから守備範囲は30畳近くになるので家の中の空気はあたたまらない。でもこれは使い方が悪いだけで、スイッチを入れるとすぐさま暖かい遠赤外線が伝わってくるから、ハズレではないだろう。要は使うべき用途と使い方をきちんとすればそれなりの暖房器具にはなるはずだ。おかげで家の中は結露も最小限で済んでいる。熱の感じは、点けたばかりの薪ストーヴの前にいるようだ。悔しいのは1週間前に7000円で買ったのに、今リンクを作りにAmazonへ行くとさらに一割安くなっている。売れてないのかも。結構いいと思うんだけれど。消費電力が非常に少ないという触れ込みだが、まだ電気代の請求が来てないのでわからない。これと先の電気カーペットだけで安曇野の冬を越せるかどうかも、わからない。
さて、冬を越すということとは直接関係はないのだが、部屋から出ない傾向がさらに強まりそうな私にとって必需品のもう一つが今日届いた(これもAmazonで昨日の昼に申し込んで、今日の昼間に届いた)。オーディオアンプである。テレビが嫌いなのはここにいても変わらず、この家にもテレビはない。ところが音楽は聴きたい。この一ヶ月余り、iPhoneとMacBook Airの音だけで過ごしてきたが、どうしてもステレオの音が聴きたい。特に冬をこの部屋で過ごすなら音楽なしにいられるわけがない。もう、第九の季節が近づいている。というわけで、悩んでいたアンプを買った。スピーカは結婚した頃に買ったティアックの小さなものだが当時の「ステレオ」誌で、安物の中で一番評価が高かったもの。東京のステレオで使って、八ヶ岳に持っていって4スピーカの+2として使っていたもの。これを今度買ったアンプにつないで、アンプとAirMac ExpressをつなぐとMacBook AirからiTunesを使って音を飛ばせる。CDは一枚もいらない。そういう使い方をするアンプだから高級品はいらなかった。最後までマランツの一番安いやつとどっちにしようか悩んだ。マランツも価格コムの最安値よりAmazonの方が安かった。で、いつもはブランドとか格好で選ぶ私がONKYOのUSBアンプを買った。USBでは使わないのは前に書いたとおり。本当はリサイクルショップか何かで誰かが捨てたアンプを買おうかと思ったが、アンプのボリュームの故障は古くなると必至みたいだから、新しいのを買った。これがいい音かどうか、まだ、部屋の中のスピーカの設置に悩んでいる最中だから正確に書けない。悪くはない。低音も高音の響きもいいが抜けが今ひとつ。でも、音源がiTunesのファイルだからそのせいもあるのかも知れない。問題は鉄筋住宅の下の部屋に響きそうな気がすることだけ。
ちなみに、ロック系はよい(スピーカの性能も小さい割によいこともある)。クラシックは少し弱い。高音が今ひとつこもる感じ。それでもこの値段のアンプなら許せる気がする。リモコンも単純きわまりなく、非常に便利である。Amazonのクチコミに誰かが書いていたが、パソコン用のアンプとして使うのではもったいないという感じは私もしている。






















加工賃50円でMartin専用のレンチができた。これで、素人はしてはいけません、とクロサワから言われているアジャスタブルロッド回しをした。約0.3mmほど低くして、買ったときと同じ2.7mm/6弦12フレットに合わせ直した。音は変わらない。弾きやすくなったかというと、なったような気がするという程度。2mmくらいまで下げている人もいるくらいだからもう少し回してもいいのだが、怖いからやめておく。少しは弾いてやらないとギターも老化する。放っておいても老化するなら、愛用してやって自分と一緒に老化した方がいい。むしろギターにとってはこれからどんどんよくなっていく時期でもあろう。きれいな紅葉を愛でて歩き回る気があまりしないので、家の中に引きこもり、ギターを弾いている。それが私の安曇野暮らしの休日の姿のひとつである。
我ながら馬鹿馬鹿しいことしてるな、と思いつつ、スティーブ・ジョブズ定番の格好を真似しようとしている。ジーンズとスニーカーは同じものを簡単に入手。丸眼鏡はツーポイントのシルバーなのだが、これはジョンレノンのブランドでゴールドは見つけたのだがシルバーはまだ見つけていない。でもこれなら市川のユニオン眼鏡の長島さんに頼めば作ってくれそう。


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