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2008年8月14日 (木)

iPhoneのメール

 従来の和製携帯電話を使っている人の使用領域の50%以上は電話機能ではなくてメールだと思う。よく(よく、ではないけれど)若い子と話をしていると途中で携帯電話を取りだしてパタンと開いてホームを確認してパタンと閉じる。人前でそういう行動をとることを不躾とは思わない人が増えている。それはともかくもその人たちが確認しているのはメールである。話のとぎれるのを待っていて、とぎれたとたんに「ちょっと失礼します」と言って、トイレに立つその人は本来の用を足しに行くのではなくて、もしくは本来の用を足しに行くのと同時にメールを返しに行くのである。

 つまり、通話よりもメールの交換に携帯電話を使用している比率が高いのである。満員の電車の中で立ったまま、片手でテンキーボードをものすごい早さで押している若い女性はメールしているのである。そのように携帯電話はメールの送受信機になっている。メルアド教えてあげる、と言われて(言われることまずないが)教わるのは携帯のメールアドレスで、PCメールのアドレスではない。

 そういう人々にiPhoneは全く不向きである。というよりも使えない機械である。MobileMeというAppleの提供する有料の場を借りると携帯メール風のことができるらしいが、今のところ、どうしてもMobileMeというのが理解できない。年間9800円払ってもいろんな機能とともにメールの即受信をができるようになれば高くはないなと思うけれど、あちこちの説明を読んでも私には今ひとつその成り立ちがわからない。というわけで、これは新しいユーザをiPhoneに引っぱってくる障害の最大のものになっていると思う。加えて、相手がPCメールを拒否しているとiPhoneからのメールは届かないで戻ってきてしまう。このあたりがiPhoneの限界としてユーザ獲得の一番高いハードルになると思う。

 昨日、購入を前提として質問をしてきた女性の同僚に、そのことを説明した。やはりそれがiPhoneとの縁の切れ目になった。なーんだ、それならWiLLFitを買おう、とその中年女性は言った。その程度のノリでiPhoneを買うかどうか悩む人は絶対にiPhoneを買ってはいけない。私ももっと勉強してそのあたりを克服しないとiPhoneを使い切った、という達成感に浸れない。それが今日のiPhone素人講座である。

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コメント

SMSというのをやってみた。いわゆるショートメールらしいのだが、これまでショートメールというをやったことがなかった。iPhoneのSMSはチャットのように吹き出しの中に自分と相手の会話が次々と表示され楽しいのである。ただし相手もソフトバンクじゃないとできない。結局iPhoneをお持ちの院長先生と初体験する。こっちは暇でやることがないからいいが、相手としては困る場合も大いにあろう。恋人同士だったら、さぞハマるだろう。やったことがないので詳細はわからないが、ふつうの携帯だとただのメール画面で見るのだろうからiPhoneでやるよりつまらないだろう。

投稿: EUGENE | 2008年8月17日 (日) 16:45

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