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2007年11月12日 (月)

カマドウマの襲来

 週末の夜、森にたどりついたのは0時を回っていた。霧のような雨が降る真っ暗な森の道を照らす車のライトがカラマツの枯れ葉でできた黄色い帯を映しだした。いつものように懐中電灯を照らしながら車を置いた低い土地から玄関の方へ重たい荷物を抱えて上っていった。先に家に入ったFERMATAが大きな声を上げた。

D1000044 写真は事件のあった翌日の夕方の風呂場。実はこの写真は最初の夜の半分以下の状態だった。画面に映っている黒い点がFERMATAに大声を上げさせた張本人たち。
 最初の夜に話は戻る。玄関の扉を開けると家の中じゅう、飛び跳ねる虫がいた。やせて足が長い茶色のコオロギ=カマドウマだった。その数、掃除機の集塵スペースにして4つ分くらい。どこから入り込んだのか、おそらくは排水溝や通気口からなのだろうが、床という床、壁という壁、うじゃうじゃと飛び跳ねまくっていたのだった。飛んで逃げようとするカマドウマを掃除機でキャッチするのはそう難しくなかったが数が数だから一応安心して缶ビールの栓をあけられたのは1時間半くらい経ってからだった。

 実はこれまでも風呂場にはよく出没していたのだが、家の中まで進入されたのは初めてだった。外に出て、掃除機の集塵容器から飛び跳ねるカマドウマを逃がしてやる。ふと雨音が聞こえる。しかし雨は霧のようで音がするはずはない。すると庭に堆積した枯れ葉の上を飛び跳ねるカマドウマの群れ、外壁のコンクリート部分には家の中の壁に張りついていたのと同じようにたくさんのカマドウマ。もうどこへも逃げられない。これからの2日間カマドウマと一緒に生活するのだと思った。

 日曜日の午後、帰宅の準備をする間もカマドウマを見つけては手を空洞にして捕まえては、家の外に放り投げ続けた。特に悪さをするわけでもないし、気持ちの悪い虫でもない。ただ、数が多いだけだった。

 この話を聞いた娘らは完全にいないことが確認されるまではもう山へは行かないと言い出した。たぶん、うちに来る人もこの話を聞いたら二の足を踏むだろう。今週末またいたらと思うとちょっと… でも、カマドウマごときとの戦いで私たちが山行きを断念するわけがない…

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コメント

きのこのいえのカレンダー動画もかわいいですね。カリフォルニア ベイエリアから見ると時間が西海岸時間になっています。

カマドウマの襲来、森の暮らしも本格的ですね。
森では時々 異常発生や花の群生を見ます。来年も同じように見る事が出来るかと言うとそうではない事が多いです。ニューメキシコのアルバカーキで夕食後散歩に庭に出たら蚊が沢山いました。庭でテントを張っている人は蚊帳を張ってありました。
毎年行く山に3時間ほど歩くのですが途中から湿地に入ると蚊が大発生していて、口の中にも飛び込んで来るほどです。射す蚊ではないのですが山に登るほどに蚊がさらに多く成って、若い人が山を下りて来るので私も諦めて下山した事があります。

小さな緑のかわいいカエルに取り巻かれたことがあります。二つの溜め池に何千といました。カエルの鳴き声の凄さでしばらく佇みました。

森の中で朝目が覚めたら 光の中雪が舞うように蝶が舞っていました。光が強くなると蝶の数が段々少なく成りました。
ハイウエーを車で行くとワイパーが必要なほど小さな蝶や蛾の群れに遭遇します。

まだ他にもキノコが多いとか、蟻の軍隊が来たとかありますがカマドウマの襲撃はまだです。昆虫類を見るのもなかなか難しいご時世ですから、人によれば羨ましがられるでしょう。
自然は雨が少し多めに降ったり温度が孵化に丁度よくなると以上発生をするのかも知れません。何故異常発生があるか解らないと言われます。異常発生が所によりあるのが自然なのかもしれません。

投稿: takako | 2007年11月14日 (水) 19:01

takakoさん

私は温暖化のせいだと思っています。軽井沢の方ではゲジゲジというかムカデというかそういうのが大量発生していてこれは人を噛むらしく大変そうです。

こういう異常が起こる年はどか雪が来る、と北海道生まれの同僚が、「父がよくそう言っていた」と話していました。確かに、まだまだ暖かく、しかしこの週末は一気に冷えると天気予報は伝えています。初雪をこの週末は見るかもしれません。雪やぬかるみにからきし役立たずの4WDをこの冬も乗るのが嫌になってきており、もう少しましな国産の4駆に乗り換えようかなどと思ってみたりしています。

きのこのいえの時計はコンピュータの内蔵時計に依存していると思いますから、そちらの日付時間を示すのでしょう。

新しいMacは快適です。日本では地球シミュレータというスーパーコンピュータを運用停止し、また莫大な金を投じて新しいコンピュータを導入するらしいです。くだらないお金の使い方だと思います。が、私のMacの変化は国規模の投資とそう変わらない気がします。少なくともスピードと快適さはスーパーコンピュータの更新と同じくらい私の目を眩ませています。

投稿: EUGENE | 2007年11月14日 (水) 22:45

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