« 冬の時代 | トップページ | 森から帰る »

2006年12月22日 (金)

山に向かいながら

 今週は月曜日、火曜日となぜだかとっても疲れる仕事をして、水曜日の朝、起きられなくなった。私たちが山に行っている間にノロウィルスに感染したY乃の影響でもないし、インフルエンザでもないのだが、頭が重痛く、上半身が固まったように凝っていた。休みの連絡を朝、職場に入れると、FERMATAが仕事に行くと思って作っておいてくれた弁当を食べ、そのまままた眠ってしまった。不眠に悩む(本当は熟睡できないだけで寝つくことはできる)毎日なのに、気がついたら午後4時近くになっていた。少しさっぱりしたが、翌朝も仕事にでるのがおっくうになって休んだ。

 大したポストではないし、大きな仕事を任されているわけではないのだが、いなきゃいないで他の人が困るだろうと今日は出かけた。山ほどの書類が次々と私を襲ってきた。いまだにへたくそな計算機を叩き、書類に目を通し、決裁にあげるとすぐに戻ってきて、今度は支払いをする。年末の請求書はできるだけ年内に支払いたいと契約をしている部署から次々と支払いの書類がくる。半日、オンラインのパソコンの前に座り通した。

 休んだ直後だし、本当は山へなんか行ってられないのだが、山へ行くというのは短期間の入院をするようなもので、FERMATAと二人だと病人のように私は動かなくなる。FERMATAの方は私に食事を作るだけであとは新聞や広告を片っ端から読んでいる。これもリハビリをしているのだ。

 150K以上の道のりを山に向かいながら、いつもと同じ山の時間がちかづいてくるのを感じる。深夜になっても車の量は結構多く、こっちは飛ばしていく必要もないから煽っては抜いていく車のテールランプを見ながら気づくと高速を降りている。FERMATAは走り出すとすぐに寝るから、私一人の旅のようだ。高速を降り、山に向けてぐんぐん高度を上げていく一般道になると急に飛ばしたくなる。やっとのことで一週間を終えた週末の家の窓硝子が車のライトを反射するとホッとする。私は各水道栓を閉じて外回りをしながら通水作業をする。その間、FERMATAはストーブの薪に火をくべる。私は何度も空を見上げ、なんの音もしないくらい森の中を見回す。昨日は新月。晴れていれば星が見えるはずだが、今日は雲が多そうだ…

|

« 冬の時代 | トップページ | 森から帰る »

森の生活」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 冬の時代 | トップページ | 森から帰る »