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2006年5月21日 (日)

アカゲラ

06kuri 1249mの山に春がやってきた。もとより手入れが悪いからきれいな草花が咲き乱れるというような具合にはいかない。自然のままだがちゃんと春はくる。1円玉より小さい花が多くて、私の古いデジタルカメラでは上手に写せない。とくに私がまだ寝ている間にカメラを持って散歩するFERMATAが撮ってくる写真はどれもピンぼけで使えない。昨日は午前中さわやかな好天だったが、午後から曇りだし、3時過ぎから大雨になり、夕方また晴れた。今日は下山の間際までよいお天気だった。

 昨日の朝、散歩中のFERMATAの前を鹿の大群が山道を横切ったという。あわててカメラを用意したがそれよりも早く、集団は道を越えて森深くへ走り込んでいってしまったという。私自身、何度も鹿に会いながら一度も彼らの姿をカメラでとらえていない。スイッチボタンを押してからたちあがるまでが長い。今のデジカメはどうかわからないけれど…

 私が起きだして食堂のテーブルで本を読んでいると、トイレの中からFERMATAが呼ぶ。行ってみると玄関先のアメリカミズキにアカゲラが止まってコンコンと木をつついている。山の家は風呂場もトイレも大きな素通しガラスなのだ。人から覗かれるような場所ではないからで、慣れないと落ち着かないが慣れれば実に気持ちがいい。さっそくIXCY 300を片手にトイレに戻るとアカゲラは地面に下りて、地面をほじくり返している。これが機関銃のようなスピードで頭を振るものだから、尾のほうは写っても上半身はブレて写らない。赤と黒のコントラストが美しい大きめの姿は私たちの目の中に焼き付けられただけ。

 結局、木々の中で一番遅く若葉がつきはじめた栗の大木を見上げて撮る、いつもと変わらない写真。最近 takakoさんをはじめ、いろいろな人の画像を見せていただくとこれがみな美しい。専門に写真を勉強したりカメラに凝ったりしている人もおられるがたいていは俄写真家の方が多い。画素数や望遠機能が問題なのじゃなく、やっぱりセンスの問題か… これでカメラに凝り出すと大変なことになるから、ここはぐっと押さえて今のが壊れるまで使おう。

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森の生活」カテゴリの記事

コメント

Watercolorクラスの学期の最後でした。8月の終わりから秋の新学期が始まります。

フイルムがガラスだった頃の写真に恋をしましたから、もっぱらソフトなイメージを目指しています。例えば輪郭が震えているとか何者か解らないようなもの、、、
ピンぼけ絶対に好きな部類です。心が震えた時と言うのが好きなんです。見てくれる人はたいがい瞬きをする早さで通り過ぎます。じーっと覗き込んで見なければならない考えなければならない写真って貴重です。星の王子様のうわばみのような、、、。ね。ちょっとピンぼけ写真館をやりたいと思うほどです。

投稿: takako | 2006年5月23日 (火) 13:35

 takakoさん
 
 むりやり呼び出してしまったようでごめんなさい。
 でも今は見ることができないムーンさんの写真やtakakoさんの写真を見ているとすごいなあと思います。一時カメラに凝り、はじめて家族でアメリカへ行ったときは36枚撮りのフィルムを30本近く撮りまくり、記憶に残っている景色はすべてファインダー越しという感じでした。
 
 ちなみにこのコメントは直にブログに書けなくなり、エディタに書いて、copy & paste しています。

投稿: EUGENE | 2006年5月23日 (火) 23:16

『ムーンさんの写真』は丁寧に撮影されていたと思います。自然の光をよく読んだ透明感のある写真でした。他の人のHPで幼虫の写真を見ましたがムーンさんの写真だなとすぐ解りました。
当時 捻挫して歩けなかった私は、ムーンさんの庭をよく散歩しました。特別な庭でしたよね。
森の生活に憧れていますから行動はゆっくりですが、いつも 散歩に寄り道しています。ダイナミックな写真も楽しんでいます。

投稿: takako | 2006年5月28日 (日) 10:28

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