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2006年4月23日 (日)

胃袋の話・本の話

 一年以上前から続いている胃の不調に関する話題。つまりは去年からかかりはじめた胃の診療がまだ続いているということ。それも、あと2回で終わる(だろう)。次の火曜日は今回2度目の内視鏡検査で、これはきれいになった胃袋の中を最終確認する作業だとのこと。そのあと2週間後に予約している診察で結果を見て、一件落着となる(だろう)。

 もう胃カメラは飲みたくないのだが(「私は上手だよ」というかつての走り仲間のお医者さんはいうけれど、それでも飲みたくない)これで終わり、と信じるから飲みにいく。仕事は相変わらず忙しいが朝から検査だから一日休もうと思っている。FERMATAと反対で私は毎年年休が使い切れずに、大量に捨てている。29,30日のGWの始まりは潰れるが、3日からのGWは暦どおりにとれる。52回目の誕生日の2日の夜から山にこもる。こんなに続けて休めるのは去年の夏休み以来のこと。年末年始も途中で1日仕事に出た。読み出している古い本(ウンベルト・エーコの「フーコーの振り子」)は1巻目をもう一月以上かかって読んでいる。これをさっさと片づけてまた、ミラン・クンデラに戻りたい。ミラン・クンデラを起点にあちこち寄り道をし、寄り道を終えると、再度、再再度クンデラに戻る。そういう読み方をこの年末まで続けていくつもり。寄り道先の計画は立っていて、それがまた、一つの幹になって来年の読書計画が生まれるのではないかと思っている。カフカはほとんど読んでしまったから次はドストエフスキーかトルストイか、ラブレーとなるとそこからさらに脱線しそうでちょっと怖い。ほとんど全部持っているから、読むのは日焼けして埃をかぶった古い本たちだ。

 それと平行して「源氏物語」を全巻読み直したい。岩波日本古典文学大系の大きい本数冊を山へ持ち込むと邪魔だから、1975年に買った箱入りの岩波文庫版6冊と橋本治の「窯変 源氏物語」14巻を山へ運んでそれに没頭してもみたいと思っている。軽やかな橋本の現代語訳は、谷崎や円地らのおどろおどろしい宮廷調の訳より楽しい。これはこれで考えただけでゾクゾクする楽しい計画。緑の濃くなっていく山の家の木陰で赤く焼けた文庫本を開く… 高校を卒業したばかりでわけもよくわからずに読んだ源氏の世界をもう一度じっくりと読み直す… 東京の日常生活の中では絶対に読まない大部の本を山に行くたびに少しずつ重複して読み直しながら制覇していく。そういう生活にあってはならないものがTVとパソコン。現代から逃げていく私。

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