« 珍客 | トップページ | ミラン・クンデラ »

2005年10月29日 (土)

iPod と iMac

 三女M乃の誕生日に iPod shuffle の安い方を買ってやりました。18年間のうちで一番喜んだプレゼントだったな、と私も嬉しくなりました。誕生日25日がちょうど中間テストの最中だったので試験が終わってから使う、というので今日までソフトウェアやマニュアルの類は開かずに、チューインガムのような小ちゃな iPod を眺めたり、ストラップをつけて首から吊したりして楽しんでいました。

 ところが、よくよく説明を読むと私の G3 iMac ではソフトウェアのインストールも本体のUSB接続もできないことがわかりました。OS X のそれもかなり新しいヴァージョンじゃないとダメなのでした。かつての Mac は OS が変わっても、それまでのソフトウェアがみな使えたのに、もう OS 9.X.X では使えないものばかりになってしまいました。Windows がOSをヴァージョンアップすると使えないソフトが増えて困ったのに、Mac も同じ道を行きだしたのかと思います。

 たしかに私のMacだと読めない、書き込めないサイトやブログがあって、takakoさんのところもその一つなのですが、apple らしくないきめの細かくないやり方だとつくづく思っています。G5 の Mac もさほど高くなくなって、今、Mac を使っている人の中に私のような状況の人は少ないと思います。だからといって買い換える気もなく、iPod は誰か Windows を使っている人にデータを入れさせてもらって使うしかないなと思っています。

 つくづく消費文化を押し進める企業のあり方に憤り(そこまで怒っちゃいませんけど…)を感じます。M乃はちょうど来春受験で今は音楽など聴いている場合ではないので、ちょうど良かったのかもしれません、と思うことにしましょう。

|

« 珍客 | トップページ | ミラン・クンデラ »

コンピュータ」カテゴリの記事

コメント

M乃さん誕生日おめでとう。
はっ!と思い出したのが翌日の職場でした。
当日、おめでとうを言えずにごめんね。

iPodの種類とかはよくわかりませんが、iPod
の背面の鏡面ステンレスは日本の新潟県燕市でひとつひとつ手磨きで
作られているそうですね。

インシュリン注射用に痛くない注射針を作った金型工場のおやじといい、この磨きやさん達といい
「自らに技術」を持っているのってすごいです。
コンピュータがないと仕事にならない私などはつくづく情けないと思います(^^;


投稿: ぴょ | 2005年10月29日 (土) 20:48

ありがとうございます。

18歳になりました。受験生だし、これからどんどん大変で精神的に辛くなるけど、そんな時はiPodでも聴いて頭をリフレッシュさせようと思います。だけど、ここだけの話今回の中間は最低最悪でした。これについては一切聞かないで、又触れないでね。
とりあえずありがとう!!

投稿: M乃 | 2005年10月29日 (土) 22:32

えっ! ちょっと待て!

最低最悪? 確かに途中で風邪ひいて寝込んだのは知っているのだけれど、最低最悪とはねぇ… これまで2年半以上勉強してこなかったんだから本腰すえてやりなさい。iPodで頭休めも必要だろう。そう思ってこんな時期に買ってやったんだから。

まあ、大学だけが人生じゃないし、時間はあるし、遠回りしていくのも旅の楽しさだし、自分のやりたいようにやりなさい。

(本心を押さえて良い父を演ずるのも大変なのですよ、わかりますね)

投稿: EUGENE | 2005年10月29日 (土) 22:39

ぴょ

誕おめコメントありがとう。

燕市の工場も食器だけじゃ食ってけないのだね。M乃に買ってやったiPodにはステンレスはついてなかったからその親父さんの職人芸は見られなかった。でも中身が問題でね。

職人さんの手で作ったものは必ず壊れても直せる。古くなっても陳腐化しない。ブリコラージュ(手仕事)のもたらす思考をレヴィ=ストロースは「野生の思考」と呼び、現代の計画化され、周到に準備されたエンジニア型の思考との違いを書いています。現代は線形の論理で効率化をめざし、テクノロジーを追求していますが、町工場の親父さんはその中間にいるのだろうね。

万年筆に凝りだしてから、とくに単純な機構を駆使(やりくり)して複雑な世界を作り出す低エントロピーの職人(匠)の技に、自然の姿と通底する思考様式を見るようになりました。時代は後戻りできないけれど、私は古い時代へ回帰できる。黒板五郎さんの世界に一歩でも近づけたらなあと思っています。

投稿: EUGENE | 2005年10月29日 (土) 22:57

 おはよう、ホイヤーです。いいなー・・iPod shuffle 。
 がんばって勉強しても結果がでないときもありますから・・。学校の勉強は 勉強の仕方を勉強しているのであって 結果をもとめているのでないと わたしはおもっとります。社会にでてからの勉強のしかただったり問題があったときの対処のしかただったり それらの基本的な方向をまなんでいるようにおもいますね。
 いつまでも 昔のマックにひきづられているとあたらしいOSが 進化しないので いたし方のないことでは あるようですね。最近のiPodは Firewireからは 充電しかできなくなってしまいましたね。マックつかいのわたしとしては かなしいですけどね。(液晶iMac/800MHzの)USBは むかしの1.1なので おそいしー・・。いまはiPodが 昔のタイプなので いいのですけど・・。あたらしいのをかったらPCから転送しないといけなくなりますねー・・。これは どうも あたらしいマックをかいなさいってことかな・・。マックが どんどん増えていくのでこまりますけどね。

投稿: アンクル・ホイヤー | 2005年10月30日 (日) 08:43

アンクル・ホイヤーさん

コメントありがとうございます。受験のただなかにいるM乃にとっても、デジタルからアナログへの回帰をほんの少し(全面的には無理ですからね、こうやって今だってオンボロiMacの前に座っているんだから)図ろうとしている私にとっても。

たしかにMac使いの喜びは、地団駄を踏むいたたまれなさとつねに同居してきました。それでもWindowsが嫌いだから、あくまでMacにこだわり続けているわけです。新しいOSが出ると聞いたとき(ずいぶん大昔のような気がします)、私はその表面的な模様替えにばかり目がいって乗り換えたい気持ちとそうでない気持ちの両方に引きずられ、そうこうしているうちに今のMacが使えるのに新しいOSを追いかけると果てしない泥沼にはまると思い、別の道を迂回して歩きだしたのです。ところが新しく出てくる周辺機器がどんどん私の使っているOSから離れていってしまい楽しくない思いを抱いているのが今日この頃の状況です。

過去の遍歴を考えれば、OS X が出たらすぐに手を出していたはずで、それをしなかったのは私が歳をとったからだと思います。未来に向けて新しいテクノロジーが生まれ、どんどん過去を陳腐化させていくのはどうにも止めようのない事実で、この時代の趨勢に遅れぬように生きていくためには際限なく消費(ということはゴミを出すということ)を続けていくしかないのですね。

そういう時代についていくか、時代遅れを覚悟して隠遁するか、そう迫られている気がします。そして私は後者を選ぶことにしたのです。だからここでAppleを非難する気もないし、Appleに限ったことじゃないし、致し方のないことと外野から眺めているしかないと思っています。ところが自分で打った球が外野でぼんやりを決め込んでいた自分のグローブの中に飛び込んできてしまったためにちょっと狼狽えてしまったわけです。

初めてSONYのWalkmanが出たとき、街中で自分だけの音が飛び込んできた状況に体が震えるほど感動したのを覚えています。さすがにレコード盤に針を落として音楽を聴くところまではもどれないけれど、音楽は静かな部屋の中で、もしくは車の中で聴ければそれでいい。できれば生の演奏のほうがもっといい、と感じることができる歳になってきていることも事実です。

娘らは今後新しいMacかWindowsか、とにかくコンピュータなしで生きる世代ではないので私が歩んだ道を再び歩きだすのでしょうが、私としてはもう別の道を選ぶ気でいるので、最後のMacが今のG3のはずです。

投稿: EUGENE | 2005年10月30日 (日) 09:57

M乃さん お誕生日おめでとう。
苦労はお父さんにあずけて おもいきり元気に18歳を生きて下さい。
自分の人生は一回しか無い。だから 一生懸命に生きたらいいと思います。
人は神様ではありませんから、間違いや失敗は沢山あります。それは普通です。
間違いを間違いと何時か解る事が 成長と呼ぶのだと思っています。

自分自身を解る 相手を解る お父さんの事を解る 解るって凄い事だと思います。仲良くしたかったり 仲間でいたかったりしたいから、私は自分以外の脳を持った人を理解することのために随分の時間を使って来たように思います。自分の脳が考えている事も解っていないのにです。最近は背伸びをしないで自分の身の丈で行動をしています。人に足りないと言われても、 一生懸命にやっても足りないのが私。でも うまくなくても大きな後悔はしないで、次の課題を始めます。
家の中足の踏み場も無いほど紙を広げて 宿題をしています。

白から黒の色の間に沢山の中間色があって、セピアぽい灰色、緑ぽい灰色、
オレンジぽい灰色などの色が見えるようになりたい。色が見えると言う事は自分に色を教えることから始まるのだと思います。

投稿: takako | 2005年10月31日 (月) 04:09

トラックバックって解らないですね。そのうち 教えて頂けると思って待っていました。
マッ苦をを使って何をする。

投稿: takako | 2005年10月31日 (月) 04:29

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 珍客 | トップページ | ミラン・クンデラ »