« トイレの花子さん | トップページ | マタイ受難曲 »

2005年6月27日 (月)

蕎麦打ち

kinsoba04 素人の趣味と言いつつ、蕎麦打ちに賭けるひたむきさは半端じゃない。たいていのことにかけては負けるものかと闘争心をもつ私は、作務衣に着替えて、水回しを始めた金ちゃんを見て、すぐに戦意を失った。親父がNHKの通販で買った蕎麦打ち道具はどれも素人仕様で金ちゃんはかなり苦労していた。それでも、工夫しながら麺玉が捏ね上げ、延ばし、切っていく。
 直射日光を浴びると真夏の暑さを感じるけれど、木陰に入ると森の乾燥した冷涼さが心地いい土曜の昼下がり、黙々と蕎麦打ちをつづける姿を見ていて、このひとのひたむきさはいったい何なんだろうと思った。タイムはともかくも長距離走者の持久力と前に進むしかない生き方を金ちゃんも共有しているなと思う。なにをするにも片手間にはできないのめりこみかたは私の走る友人、お師匠さんみんなに共通している。鳥の声を聞きながら森の中で「生活」をしていると、まだ楽隠居を決め込むのは早すぎるなと思った。


kinsoba03


kinsoba02

|

« トイレの花子さん | トップページ | マタイ受難曲 »

森の生活」カテゴリの記事

コメント

この写真を見ると結構それなりに出来ているというか様になっているように見えますね。それに手拭に染みた汗もひたむきさをかもし出していてとってもいい写真です。印刷して見せびらかしたくなりました。

投稿: 金之助 | 2005年6月27日 (月) 21:13

蕎麦 大好きなんです。
写真で拝見出来て うれしいです。
蕎麦玉 艶がありますね 腰がありそうな捏ね上がりに見えます。

いい生活をするって こういうことなんだ。 
文句無しに うまそう。

投稿: takako | 2005年6月30日 (木) 12:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« トイレの花子さん | トップページ | マタイ受難曲 »