2016年6月10日 (金)

2017冬支度〜その2

Genboke

 トラックに積み込まれた原木を見たときは量に圧倒されたが、地面に下ろしてしまうとこれっぽっちか、という感じだった。太さはまちまちで、細いものはうちのストーブにそのまま入る50cmに切るだけで薪になる。細いといっても、10cm以上の太さなので、火の保ちはいいだろう。昨日の夕方に届いた後、小雨が止んでいる時に、細めの木をおおよそ50cmの長さに切り、20数本の薪が完成した。

 束で買っていた薪は長さが40cmだったから、計算上は50cm4本で、5本分。束で買う薪は束の重さではなく、がっちりまとめて針金で巻いた針金の長さ、つまり束の円周が基準になっているため、何束に当たるのか単純に比較できない。木も林から切り出してきたばかりという木ではなく、しばらく時間が経っている木で、秋を迎えるまでにはさらに乾燥し、重量も減るだろうから、重さでの比較も単純にはできない。つまり2tの原木から取り出せる薪の量と、束で買う薪の量は計算できていない。まあ、どうでもいいか。それより、この木を薪にする作業が待っている。

 細めの木を切り終えた後、太めの木を切りにかかったが、チェーンソーが焼きつきそうになり、切れなくなってきたので作業をやめた。原木の山は減ったようには見えず、これから相当太い原木を玉切りしていくのは、私にもチェーンソーにもきつい、時間のかかる作業になりそうだ。

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 今日は朝から天気が良いので、ソーチェーンの目立てをしてから、玉切りを始めよう。力のない、ホビー用のチェーンソーが働ける仕事量はたかが知れているから休み休み切っていくことになる。作業が進むうちに目立ても上手くなるだろうと期待しているのだが・・・ つづく

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2016年6月 9日 (木)

2017冬支度〜その1

 梅雨に入ってからも、日中はカラッと晴れたりする日が多く、木々に覆われた山の家の中は適度な湿度で気持ち良いが寒い。このひんやりとした清涼感は夏になっても変わらないだろうと期待している。ただし、着るものの選択が難しく、家の中で過ごしている分厚いフリースに防寒ズボンという格好で買い物に出たりすると周囲の人が皆半袖か、せいぜい薄手の長袖なので場違いな思いをする。

 そんな初夏の毎日をのんびりと過ごしていると、毎年次の冬用の薪を手配してくれている管理会社から薪の注文の連絡が来た。これまでは毎年100束から150束も頼めば少し余らせて次の年につなぐことができていたが、今度の冬はそういうわけにはいかない。単純にこれまで毎月来ていた日数と毎日ここで生活する日数とから計算すると、1000束くらい使う計算になる。これは年金生活者としては問題外の光熱費になるわけで、餓死か凍死かの選択になりかねない。灯油のヒーターは山の生活に似合わないと、この14年間で2回しか使ったことがないが、そうも言っていられない状況だ。ただ、それも灯油の価格が上がりつつあることを考えると生活スタイルを転換すれば済むという容易な話ではなくなる。

 そこで、今年はナラ、栗の原木を買って、自分で冬の薪を作ることにした。それだと、当然だが1束分の単価をかなり抑えることができる。机の上ではそういうことになるのだが、いざ原木で買うとなると、原木を玉切りし、斧で薪割りをするという作業をひと夏かけて行わなければならない。その作業をする前に、届いた原木を置く場所を用意しなければならない。幸い、うちの私道を挟んだ南側にもう一区画土地を買ってあり、原始林化していたその林を整備し始めていたところだったため、原木置き場兼薪作りスペースをハイピッチで行った。

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 実生の低潅木はズバズバ伐り、生い茂ったクマザサや朝摘んでも午後には伸びているコゴミや、どこでもカマグビをもたげるマムシグサは刈り払い機で刈り取り、土に返すべく、別のスペースに移動し、4mくらいに切った原木2tというのがどのくらいのスペースを必要とするのかわからないがとりあえず、私道に面した部分に空き地を作った。小一時間動き回ると、懐かしのウィンドブレーカー(わかる人だけがわかるネタです)の内側がびしょびしょになり、この後のノンアルコールビールがうまい。一方で、届いた原木を玉切りするためにチェーンソーの整備もする。目立てをして、50:1の燃料を作っておく。同じハスクバーナの壊れたチェーンソーがもう一台あるので、こいつも使えるように整備しようと思っている。

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 そして、とりあえず2tの原木が到着する。つづく・・・

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2016年6月 2日 (木)

筋力トレーニング

 時間が自由になって、何もすることがないかというと、確かに「しなければならない」ことというのはものすごく減り、せいぜいが2匹の犬の散歩と週に何回かのゴミ出しくらいしかmustなことはない。自由な時間が出来たらしようと思っていたこともなく、職場での最後の1、2か月は後任に迷惑をかけないように引継書を作り、新年度の出だしが楽なように準備をしていて、退職後のことを考えるような暇はあまりなかった。

 だから、今になって何をしていいかわからないので、とりあえず手をつけられそうなことをマイペースでやっているだけ。大した庭ではないのだが、FERMATAと一緒に、原始林のようになっていた林の中の下草を刈り、大木や綺麗な花を咲かせそうな木を残し、チェーンソーで低潅木や立ち枯れた木を伐採したりしている。必死になってやれば1日で片付きそうな分量の仕事だけれど、ガツガツせずに、のんびりマイペースで「疲れたな」と感じ始めるくらいのところでやめて、地下の倉庫で動いている冷蔵庫からノンアルコールビールを出してきてクイッと飲んで、鳥の声を聞きながら初夏とは思えない涼しい風に当たっている。

 ランナーだった頃の体ならFERMATAと2人で山岳トレイルっぽい高地トレーニングをするところなのだが、2010年に腰に入れたスクリューのおかげで歩けるけれど走るのは辛いので、昔の仲間が頑張っているのをFacebookなどで見ながら羨ましく思っているだけ。汗をかく庭仕事が終わると、音楽を聴いたり、楽器を弾いたり、DVDを見たりとはたから羨まれるような生活をして、寝たい時間に寝る。

 その楽器を弾くというのも実は数年前から手の力が衰えてきて、ギターの弦を一番細いエキストラライトにし、小まめに調整して弦高を下げたりしてきたのだが、特に庭仕事を始めてからは親指の付け根のあたりの関節が痛むようになって、あわてて筋力トレーニングを始めた。写真は、FERMATAが胸の手術をした後に早く回復するようにと友人がお見舞いにくれた握力をつけるためのグッズ。大事に取ってあったので、今、私が握っている。指輪みたいなのは指の関節をマッサージするものかな。

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2016年5月23日 (月)

「グリーンゲイブルズ」〜野鳥の休息地

 構想から完成まで10日間かけて鳥の餌台を作った。構想と言っても、基本的なところはパノラマ市場で売られていたどなたかが作られた餌台を参考に図面を引いた。材料はJマートの資材売り場で10円で売られてた端材を100円分くらい。屋根をどうしようか悩んだが、これはアスファルトシングルという加工品をバラ売りで1枚買ってきた。

 初代の餌台は、家が建った頃に庭に落ちていたこれも端材で作ったのだが、安定性が良くなく、それでも数年はもち、そのうち大雪で木から落ちてバラバラになったので、今回は工具(「男のおもちゃ」参照)も揃っているので、がっしりと作ろうと毎日、1、2時間くらい、1日置きくらいのペースで作っていった。大きめに作ったのでリスも来てくれるかもしれない。

 昨日の午後、屋根材を貼り付けて完成した。濃い緑色に黒の班が入った屋根にしたので、「ののの山荘別館 《グリーンゲイブルズ》 」と名付けた。木に設置したいのだが、どうやって木に固定するか悩んでいる。デッキと同じキシラデコールを塗ってあるので、デッキに置いてもいいのだけど…

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2016年5月11日 (水)

GWと誕生日

 4月に入ってから曜日の感覚がなくなった。「毎日が日曜日」とはそのとおりで、日記も毎日つけていないと2、3日前に何をしたのかわからなくなる。だから、東京の娘ら家族を含めた世間がゴールデンウィークだと言って、何十Kmもの渋滞を抜けてやってきてはじめて「ああ、ゴールデンウィークかあ」と思う。
 子ども2人を含め人間が最大で8人、私たちを入れると10人の人間と、犬2匹、猫2匹がこの小さな我が家に入ると息苦しいほどだった。それでも、お天気に恵まれて気持ちの良い「休日」が味わえた

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 そしてゴールデンウィークというと、途中に私の誕生日があったと、彼・彼女らが来て気づく。そんな嵐のような日々が過ぎて、また初老ふたりの生活が戻ってきた。山は昨日の午後から雨が降り出し、まだ時折強く降っている。天候が心の中を荒らしているわけではないのだが、久しぶりに更新した表のサイトで、重たいmonologueを書いてしまった。

 こうして毎日山で暮らしていくと、14年も山暮らしを心待ちにしていた間には見えなかった良いもの、綺麗なものも発見するが、細かい、しかし決して看過できない心を重くするものも見えてくるのだ。

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2016年4月25日 (月)

男のおもちゃ2

「男のおもちゃ」と題して、ビクトリノックスのマルチツールナイフ Work Champ II について、以前書いた。私にとって必要十分なツールが詰め込まれたナイフで、仕事をしている時には手紙の封を切るためのハサミ、ワインのコルクを抜くときのコルク抜き、あとは宅配便が届いた時に箱の蓋をとめてあるビニールテープ(ガムテープなら指で割いていけるので使わない)を切るくらいしか使わなかった。週末、山の家に行くときは必ずショルダーの中に入れておいたが、やっぱりコルク抜きくらいにしか使わなかった。

 それが今、山の暮らしを始めてとっても役に立っている。小枝を切るノコギリ、ちょっとしたネジを回したり、針金を曲げたりするペンチ、そして何よりも年中引き抜いて使っているのがとげ抜き。なので、庭に出るときは首にかけている。なんて素敵な道具なんだろうか、と意味もなく握りしめていただけの生活から、なんて便利な道具なんだろう、と思いながら遊んでいる。これが以前書いた「男のおもちゃ1」のその後。

 今回の「男のおもちゃ2」は、ブラック&デッカーのマルチエボとワークメイト。どちらも甲府にいる時にすで買って、山の家に置いておいた。折りたたみ式の作業台ワークメイトの方を先に買った。作業台というと、自分で木材を買ってきて作ればいいような気もするが、このワークメイトは実に優れもので、「男のおもちゃ」度は非常に高い。作業をする対象、例えばチェーンソーの目立てをしようとすれば、ブレードの部分を簡単に固定することができるし、棚を作ろうとすれば、各部の材を自由に固定できる。二枚の板の間に挟み込むだけでなく、二枚の板に適当に開けられている穴に赤いレゴのようなプラスチック製のパーツをはめ込み、材の形や向きを考えて固定できるのだ。赤いハンドルを回して。作業効率は自作のテーブル式作業台に勝ると思う。収納時はパタンパタンと折りたたんで、ひょいと持って運ぶことができる。大して使わないかなと思っていたが、年中地下の物置から出して使っている。

 そして、今回の「男のおもちゃ」ナンバー1は、これもブラック&デッカーのマルチエボ。基本的には電動ドリル&ドライバーなのだが、ヘッドを変えることで、ノコギリ(ジグソー)、サンダーになる。これが基本セットで私は、工具入れのバッグがキャンペーンで付いているいる時に買ったので、このバッグに全てを収納している(多分使わないが、普通に売られている時に納められているプラスチックの専用ケースも付いている)。これだけでも、楽しくてたまらないのだが、オプションのヘッドがまだ他にもあり、丸ノコ、インパクトドライバー、インフレーター(空気入れ)も取り付けられる。近々、丸ノコが娘からプレゼントされる。丸ノコは分厚いものは切れないが、1×4の厚さならまっすぐに切れる。ジグソーではカーブのある形に切ったり、穴を切り抜いたりできるのだが、まっすぐに切れない。

 ということで、このマルチツールエボはとっても男の心をくすぐるおもちゃなのだ。Jobは楽しくしなくっちゃ。

 で、今日は40年くらい使っているロッキングチェアのセットのサイドテーブルの天板をマルチツールエボをサンダーとして使って、色が冷めたり、木目が毛羽立ったりしていた部分を削り落とし、仕上げ用の番数の高い紙やすりを買ってきてエボに付けてシューンと磨いて、オイルステインをかけただけ。私が学生時代の2台のロッキングチェアもこのサイドテーブルもいまだにバリバリの現役で、私よりも長生きするだろう。

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ああ、楽しかったあ!

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2016年4月23日 (土)

二度目の春

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 今年は3月から5月にかけて二度春を迎えたような気がする。今では、用事があって長坂から韮崎方面へ出かけていくと、自分たちの格好がいかに季節外れか感じる。長袖の綿Tシャツにデニムのシャツを重ね着し、その上にカーディガンを着ている。つい先日まで、ジーンズの下にヒートテックをはいていた。逆に、出先で薄着をして山に戻ってくると、徐々に涼しくなってきて、小海線を越える頃にちょうどよく感じると、10分もしないで我が家に着く頃にはちょっと寒いな、と感じる。
 気温の違いは高度のせい。だから、花や木や木の葉の芽吹く時期が違う。花の種類が違う。小海線より下に点在する瀟洒な別荘地は綺麗な花が庭先を飾っていて、こういう点はいいなあと思う。我が標高1249mにどんな草花が季節を変えて顔を見せてくれるのか、家を建ててから10数年経つのに全然知らない。だから、毎日毎日の変化に目を凝らしている。

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 表のホームページ eugene's website も更新しました。新しいURLの方です。

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2016年4月15日 (金)

桃源郷

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 一昨日の夕方、七里岩ラインの新府共撰場辺りを(ずいぶんローカルな話しです)車で走っていると桃の花が夜目にも鮮やかだったので、昨日の朝、ゴミステーションにゴミを出しに行った後、カメラを抱えて新府付近へ行った。
この辺りからは、富士も南アルプスも八ヶ岳も秩父山系もよく見えるのだが、昨日のこの時間は雲が多くてちょこっと山脈が顔を出す程度だった。今日行けば、きっともっといい写真が撮れたかもしれないけれど、今日は朝起きたのが早すぎたので、昼寝をしてしまった…  
 それにしても桃源郷という言葉どおりの桃色の世界に、菜花の黄色が鮮やか。共撰場でハネ出しの桃が売り出されるのは6月終わりころからか。今から楽しみ。

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2016年4月 9日 (土)

ホームページ移設

 Niftyが1999年から始めた@homepageをこの9月に終了するというので、同じNiftyが提供する@Niftyホームページ(何だかよくわからない。lacoocanという聞いたことのない会社のサーバを使うのかな)に、今の表の≪eugene’s website≫と全く同じサイトを移設した。
 これまでどおり無料で、サーバの使用できる容量が100MBから2GBに増えた(昔の貧弱なPC世代はいかに軽いホームページを作るかが勝負だったから、今さら重たいページを作る気もないけれど)。Niftyのホームページを見ると、この2GBの「ミニ」というコースが無料なのは1か月だけなんじゃないか、試用期間が過ぎたら有料のコースに変わるんじゃないかと読める。まあ、容量1GBで年間1500円くらいだからどうってことない値段だけど、電話で確認すると@homepageを利用していた会員はそのまま無料の「ミニ」コースで行けるという(気になったから2回も電話して、別の担当者から聞いたので間違いないと思う)。

 というわけで、中身が全く同じだから見てもどうってことはないのだが、新しいサイトのURLを貼っておきます。

 http://eugene1249.life.coocan.jp/index.htm

 一つ気になるのが、アクセスカウンタのサービスがなくなるとのこと(今の@homepageが消えてしまう9月末に)。まあ、アクセスカウンタなんてどうでもいいけれど、一応時間があるから自分で作るか、どこかから借りてくるか考えようと思う。

 以上が、新しい書斎コーナーでやった作業。

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書斎コーナー

 山の家には書斎というか、そもそも自分の部屋がない。iMacを置く場所もこの数日定まらず、床に置いたカラーボックスの上に置いて、離れた食卓でマウスを動かしたり、キーボードを打ったりして、これでも別にいいか、という気がしてきたところだった。本を読んだり書き物をしたり、子どものころから与えられた自分の部屋ではしないで、食卓でしていたし、大人になってからは本はソファに寝っ転がって読むか、ベッドに入って読むものと決めていたし、書き物は滅多にしなくなった。たぶん、これからも生活スタイルは変わらないだろうと思うけれど、iMacをセッティングし直してネコのひたいほどのスペースができたので、そこを「書斎コーナー」と呼ぶことにした。

 本当は一番長くいるはずのソファ近辺に必要なものを全部自分の手の届く範囲に置いてそこから動かずに大半の生活ができるようにしたいのだが、それはFERMATAが一番嫌う。だから、大して広くない家の中を移動して、新しい生活様式を構築しよう、などと大げさなことを考えている。

Aroundmac

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2016年4月 4日 (月)

光回線開通と表のHPの更新

 甲府での1年間iPhoneだけで我慢してきたネット環境が今日の午前中に整った。余り芳しい評判を聞かないソフトバンク光。今日来たのはNTT東の工事のお兄さん。一昨日宅配便で届いていたソフトバンク光BBユニットを今日取り付けてもらったNTTの終端装置とつないで、iMacをちょっといじって終わり。1年間iPhoneだけでネットをしていたのが嘘のようだ。

 というわけで、早速、2014年5月4日から更新していなかった表のHPの更新をした。久しぶりのFTPソフトのパスワードがわからなくなっていたり、エディタ(Macについてくるただのテキストエディット)の使い方に戸惑ったりもしたが、とにかく、これまで放置されていた古い記事を外リンクに収納し、ホームが白紙じゃ様にならないので、面白くないモノローグを書いた。何か物足りないなと思っていたところ、窓の外、夕方の光の中に富士がくっきり見えた。慌てて、E-M1に40−150mm(f2.8)の望遠ズームをつけてマニュアルで写真を撮った。
【データ】 ISO 200、焦点距離150mm(換算300mm)、絞り f4.5、シャッター 1/800
 
 甲府にいる間はそばには置いていたものの、数回しか取り出さなかったE-M1だが、これからはあちこち撮って歩こう。
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2016年4月 2日 (土)

森の生活 第2章

2002年8月3日引き渡しを受け、週末住民として大泉村民になってから、2016年3月31日ようやく名実ともに森の生活者になった。村は合併されて北杜市の一つの町になってしまい、来た頃はちょくちょく庭を鹿の家族が横切り、キツネが雪の中を飛び跳ねており、都会の目には珍しい昆虫や蝶や蛾がいた。今では森も荒れ、野生の生き物も減り、10数年の時間の経過が「荒廃」、「自然喪失」を感じさせるようになってしまった。

夏でも長袖シャツが手放せなかった気温も地球全体の抱える異常気象のあおりでわずかだが上昇した。

この環境の変化にも増して、私たち自身が変化した。もしかしたら、今も聞こえているはずの鳥や風のそよぐ音を聴き取る聴力が落ち、自然の息遣いを感じとる感性が衰えたのかもしれない。いったん失われた自然や自身の能力を回復させることはできないだろう。けれども、それを想像力の力で補いながら、10数年前とは違う新しい森の生活を築いていきたい。今、私たちの「森の生活」は「第2章」を迎える。

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2016年2月 5日 (金)

雪深い山の家

70cm以上積ったと管理会社からメールが来て、来るのを控えていた山の家にやってきた。長坂に入ると路肩に雪がまだ残っている。小海線に架かる跨線橋を越えると路面が黒光りしてきた。林道に入ると水たまりや雪が凍っていて、ジムニーが尻を振る。家の車置き場までは管理会社が除雪してくれてあったので助かったが、玄関までの傾斜した庭はまだ雪が深く、足首まで雪に潜らせながら登って来た。

通水をして、ストーブの火をおこし、ホッとして、冷蔵庫の缶ビールを取り出すと、缶が暖かく感じた。明日は夜が明けるころに出発して、松本まで人間ドックを受けに行く。毎年恒例になった「楽しみな」人間ドックだ。北アルプスを眺めながら松本に向かうのも楽しいし、検査後に出る昼食もうまい。松本ではちょっと有名な店が入っている。天候が良ければ白馬まで足をのばしたいが、それは明日決めよう。

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2016年1月28日 (木)

【Coming Soon!】そろそろ書き出します

ホントの退職まであと64日。今は全然余裕なし。表のHPは二年近く、ブログは約一年、開店休業だった。「森の生活」本格版間もなく始めます。

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2015年3月28日 (土)

Good-by Shizuoka

 ちょっと気が早いけれど、今からiMacを梱包してしまうので、静岡での最後の書き込み。といっても、今年になって初めての書き込みだから、今年最初で最後の書き込みになりそうな気がする。まあ、それくらい書くことに執着がなくなってきたということか。きっちり、定年の歳で仕事をやめてしまえばスッキリするものを、あと1年山の家に近いところで働くことにした。今はちょっと後悔してるかな… 

 とりあえず、さよなら駿河の国。たぶん、もう二度と訪れることがないだろう。本当のリタイアまであと1年、甲斐の国の住人になる。
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2014年12月21日 (日)

オリンパス クリーニングキャラバン in 【静岡】

 オリンパスの出張カメラクリーニングサービスが今日、静岡にやってくる。今年1月にも出かけていったが、今回も予約を入れてある。東京にいれば神田小川町のオリンパスプラザに持ち込めるけれど、地方にいるとなかなか行けない。40-150mm F2.8のレンズはまだ買ったばかりで大して撮ってもいないのだが、E-M1本体と12-40 F2.8のレンズと一緒に持って行ってクリーニングしてもらおうと思っている。

 前に書いたマルチツールナイフといい、カメラといい、サバイバル生活を強いられている状況でもないし、写真でお金を稼げるような腕もないし、結局はおもちゃの域をでない。万年筆、手帳、革製品、鞄。人生の暮れ方を迎えて、こんなに高いものを持っていてどうするんだという思いはいつもある。そういうことより、人間ドックを前に、もう少し体重を落としておいた方がいいんじゃないか、腰の痛さにかまけて運動らしい運動もしなくなった生活を少しずつ変えていった方がいいんじゃないか、といつだって考えてはいるのだ。なのに、お遊びのツールにはまる。

 そうこうしていくうちに、そういう興味の対象もなくなって、自分自身が消えて行くことになるのだろうな。

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男のおもちゃ

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 以前から愛用していたVICTORINOXのマルチツールナイフは今でもワインのコルクを抜いたり、缶を開けたりするのにたまに使っている。名前はCAMPER。刃渡り6cmと4cmのナイフとマイナスドライバー機能を兼ねた缶切りと栓抜き、7cmののこぎり、コルク栓抜きなど14種類のツールが付いているハンドルの長さ91mmのVICTORINOXの中核的なサイズのもの。重さも74gしかなくて、簡単に使えるマルチツールナイフだ。20年くらい昔、走り仲間たちと秋川のキャンプ場で大騒ぎをしたときに出かける途中のアルペンで買った。
 最近になって、Amazonで何となくVICTORINOXのページを見ていたら、いろんなツールがてんこ盛りになったものが目について、欲しくてたまらなくなってしまった。ウェンガーという、今はVICTORINOX傘下に入ってしまった会社には85のツールを詰め込んだ「ジャイアント」というとんでもないマルチツールナイフがあるが、1.3kgもあるので非実用品。
 今、VICTORINOXで一番多機能なのが31機能ついたスイスチャンプというものだが、これは20年前に買ったキャンパーと同じミドルサイズのハンドルで実にアンバランスな格好をしている。加えていつからかわからないが、ハンドルの素材が磨き上げられた樹脂になっていて、私の持っているキャンパーの梨地肌とは違う。
 梨地の赤いハンドルのVICTORINOXはハンドルサイズが111mmのロックブレイドというジャンルのものしかないことがわかった。そこで、選んだのがロックブレイドの中で一番機能が多く、ほぼ全て使いそうなツールが詰まっているWORK CHAMP。ナイフの長さは8cmで1本だけ。のこぎりが9cm、他にハサミ、プライヤー、ヤスリ、マイナス・プラスドライバー、メガネ用ドライバーがついている。コルク開けなどはキャンパーと同じくついている。これだけいろいろ付いているとスイスチャンプに劣らず厚いし、重いのだが、長さが長いから不格好には見えない。それに、長いナイフを出すとロックがかかり、ロックを解除しないとしまえないようになっている。ハンドルの形は握りやすいように波打っている(握りやすく見えるだけだが)。

 どうしてこういう道具に心が引かれてしまうのだろう。ハサミの切れ味や使い勝手は大きさや仕掛けからは想像も付かないほどよいが、プライヤーは本来のプライヤーみたいには使えそうにない。でも、プライヤーがこの柄の中に納められているというギミックに心が揺さぶれてしまうのだった。というわけで、森の生活を本格的に始める準備として購入した。静岡で生活する限り、持ち歩く必要もないので、今は用もないのに、一個一個のツールを引き出しては眺め、喜んでいる。ちなみに、今、このロングサイズのビクトリノックスに限らず、ミドルサイズも、銃刀法で所持を禁止されている。やっぱり山暮らしを始めてから散歩に持ちだそう。

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2014年11月30日 (日)

初撮り〜その4

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初撮り〜その3

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初撮り〜その2

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初撮り

昨日はちょこっとベランダから撮った半月を載せましたが、今日は東京へ帰るFERMATAを送った帰りがてら、40ー150mm F2.8の試し撮りをしてきました。

カメラ本体よりもずっとでかいレンズ(値段も高い)で気を使いましたが、面白いようにきれいな写真が撮れました。

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2014年11月29日 (土)

届いた

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待ち遠しい

クロネコさんが配達中



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2014年11月15日 (土)

ストーヴの季節

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昨日金曜の9時すぎ、山の家に着いた。天上の星が木々の間からこぼれ落ちそうだった。静岡も昨日は寒い風が吹き、今朝は暖房が欲しいくらいの気温だった。山の家は予想どおり、管理会社が水抜きをしてくれていた後だった。通水作業をしながら水抜き栓を触ると、昨日か今日今年最初の水抜きをしたのがわかった。最近、今したことをその場で忘れてしまうくらい呆けてきているのに、通水作業の手順は覚えている。

通水の後は、ストーヴの焚き付け。これは私が通水している間にFERMATAがする。

ああ、いい気持ちだなぁ。と、ウィスキーのお湯割りが進む。


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2014年8月31日 (日)

新旧iMac交替

 新しいiMacは昨日上海発羽田経由で駿河国に届いたが、仕事でいじることができなかったため、今朝開封の儀をとりおこなった。軽くなったのと、新しくてぴかぴかしている以外、正面から見ると何の違いもない。横から見ると5mmという厚みはやっぱり異様に薄い。こんなに薄くする必要ないのにとも思う。

 キーボードがUS配列になったのがとってもうれしい。マウスは全く同じ。タッチパッドを選べば良かった、とちょっと残念。でもまあ、必要になったら買えばいいか。
 ということで、通電し、古いiMacにつないであったTimeMachine用HDDを新しいiMacにつないで移行作業を行った。2時間30分くらいと表示されたが、買い物に出て、美味しいお蕎麦を食べて、TSUTAYAでロビン・ウィリアムズのDVDを借りて帰って来たときはまだ移行の途中だった。古いiMacの方で、ロビン・ウィリアムズの「グッドモーニング・ベトナム」をMP4に変換しながら、「ブルーノのしあわせガイド」を観ていると移行は終わり、瓜二つのiMacが2台並んだ。
 【新しいiMacにしたこと】
 USキーボードはすっきりしているし、キーも大きいし、とってもGoodなのだが、JISキーボードの「かな」と「英数」キーはとても便利で、私は昔ながらの「command+スペース」で切り替えられるのだが、Ferさんはやはりかなキーと英数キーがあったほうがいいだろうと、フリーウェアのキー配列を変えるソフトを入れて、スペースキーの両端のcommandキーをそれぞれのキーに読み替えさせた。今のところそれだけ。
【古いiMacにしたこと】
 こっちはもう物理的なこと。前にお知らせしたとおり、吸盤でモニター表面のガラスを外し、中の液晶をトルクスドライバーで外し、ケーブル4本を外して本体を掃除しながら確認した。熱暴走で画面が消えたと判断していたが、特に焼け焦げているようなところはなかった。ただ、左右のファンだけではなく、あちこち、ちょっとべた付く埃がたまっていたのでエアダスターで飛ばし、飛ばしきれないファンの隙間の埃は綿棒で取った。ということで、古いiMacはもうしばらく働けるだろう。
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 今はYouTubeやネットで私のような素人に懇切丁寧に教えてくれる人がいるので助かる。わざわざコードを外すのに失敗してダメにしてしまう動画まで配信してくれるのだから、いろんな人に助けられてのこと。
 昔、東芝リブレットの背面を切り取って、大きなHDDを突っ込むなどという作業をしたころからパソコンをばらすことに抵抗がなくなっている。部品さえ入手できたらいろんなところを改造したくなった。
 ということでこのエントリーは組み上げ直した古い方のiMacで書いている。嫁入り先が決まったので、きれいに箱に詰め直そう。

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2014年8月28日 (木)

ぶっ壊れたはずのiMacでビデオを観ている

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今頃、新しいiMac27(2014)は上海から飛び立ったか。

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2014年8月26日 (火)

iMac1号機〜生き返る

夏休みを終えて帰宅時、iMacを分解するために吸盤を100均で買って帰った。新しいの来るまでの間に、中がどうなっているか解剖してみたかったのだ。もしかしたら直せるかもしれないとも思っていた。ところが今朝、あんなに押してもすぐにブラックアウトして動こうとしなかった2009LateのiMacが起動した。FERMATAは27inchの画面でNHKの連ドラをみることができた。

今夜も1本映画を観た。
とはいうものの、このiMacがまた調子が悪くなるのは時間の問題だ。だから、新しいiMacに替えるのはいい頃合いだと思う。あとは、この古いiMacの巨大なディスプレイの表面ガラスを吸盤で外し、トルクスドライバーでディスプレイを外し、コンピュータ本体の掃除をしながら、遊んでやろうという魂胆だ。

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2014年8月24日 (日)

iMac27〜2代目

夏休みに入る直前に、だましだまし使ってきたiMac27が使えなくなった。夏休み中に届いても受け取れないので、頃合いを見計らい、昨日AppleStoreに注文したが、ちょっとタイミングが遅かった。届くのは月末とのこと。価格.comより2万円以上高いが、キーボードを変えたりするのでAppleStoreで買った。壊れたiMacは安曇野で買ったので5年くらいしかもたなかった。TVも兼ねているので5年にしては稼働時間は長かった。まあ仕方ない、元はとったと思う。

しかし、消費税8%って大っきい。

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2014年8月10日 (日)

老人パワー

最近出た「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」を見たことからローリング・ストーンズの2013年7月、ほぼ一年前にロンドン、ハイドパークで行われたライブDVDが欲しくなり買った。ブライアン・ジョーンズが死んで数日後の1969年に、同じハイドパークでライブを行って、何と44年振りのハイドパークだった。キースはそれなりに歳を取って、ギターも怪しいところがあったが、驚いたのはミック・ジャガーの妖怪のようなパワーだった。体型も歌も動きも44年という時の流れを感じさせないパワーだった。頭は植毛かカツラだと思うが、44年経ってしまったことを示すのは、顔に深く刻まれたシワだけだった。ステージ上を動き回る体力と44年前の衣装を着ることが出来る体型に60の私は打ちのめされた。だって、ミックは70の爺様なんだぜ。

ローリングストーンズのプレイを観て驚いていたら、もっと凄いのがあった。ギブソンレスポールの生みの親、レス・ポールのビデオだ。2005年の作品で、毎週月曜日に出演していたNYイリジウムでのライブ中心のドキュメント。自分の名前のついたレスポールを弾くレス・ポールは明らかに老いて、弦を押さえる指に力がなくなり、くすり指で押さえるために中指を重ね、それでも足りないと人差し指が応援している。単純なフレーズばかりなのだが、時おりゾクっとするような甘く明るいコードが流れる。この時、レス・ポールは90歳。94で亡くなるまで毎週月曜日のイリジウムでのライブに出演し続けたという。

凄いねえ。定年を前に後何日と指折り数えている私とは大違いだなあ。

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2014年7月13日 (日)

ルーペを買う

 最近目が悪くなって遠いものもよく見えないが、近いものはもっと見えない。当然、万年筆のペン先など全然見えない。前回は、オリンパスOM-D E-M1でペン先を写した画像を拡大して確認したが、やっぱりちょっと確認したいという程度のときは面倒くさい。
 で、iPad用のルーペアプリを落としてみたが、とても実用にはならなかった。本当を言うと、工具などの道具好きの私はルーペも欲しかった。でもどれが一番いいものなのかよくわからなかったが、とりあえず天体望遠鏡などで名前も知っていたし、今年の冬に東京に帰ったときに会社が家からそう遠くないところにあるのを知ったVixenの10倍のルーペをAmazonに注文した。高いものじゃないし、とりあえず使ってみようと思ってポチッとしてしまった。使用後の感想は万年筆のペン先の話とともにまた書こう。

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